車を売る

 都市部で生活する人々を除くと、車は生活の一部になっていると思います。そんな車も人によってタイプが違います。スポーツカーであったり、セダンであったり、ワゴンやボックスカー、さらに軽自動車など、まさに多種多様です。人はそれぞれ嗜好が違いますし、生活スタイルも違います。だから様々な自動車が道路を走っているのです。
 このような人々の嗜好や生活スタイルの要求に応じるべく、自動車メーカーは非常に多種多様なラインナップを用意しています。そしてそれらメーカーは1社独占ではないので競争しているのです。そうした競争原理からか、次から次へといろいろなタイプの自動車が市場に登場してくるので、ユーザーの方は買いたい車を選ぶのに苦労するくらいです。
 このようにメーカーがしのぎを削って販売競争をしているので、すでに車をもっているユーザーはなにか新しい車が出たら乗り換えたくなるのも当たり前かもしれません。ところが、なにか新しいものが出たから「よし買おう!」と決めた場合、「今持っている車はどうするの?」という問題が出てきます。車を維持するには税金、保険、ガソリン、メンテナンスなどの諸経費がかかりますので、何台も一度に所有することは困難です。
 ですから現在所有している自動車を処分しないと、経済的に大変なことになってしまいます。かといって、コンディションがまだ良い所有者を廃棄処分にすることなどナンセンスです。そこで中古車市場を活用して自動車の所有サイクルを高めていくのです。お持ちの自動車を中古車市場へ持ち込めば、「中古車でもいい」と思っている人も世の中たくさんいますので、十分商談が成立する可能性があります。
 この中古車市場へ車を持ち込むのを個人的に行うのは、とてもじゃないけど大変すぎます。したがって中古車市場の様々な介在人に依頼するのが一般的です。こうした介在人としてディーラーや中古車販売店など販売力のあるグループが請け負ってくれます。したがって、あとは「だれを使って」「いくらで売るか」ということにフォーカスしていけばお手持ちの自動車の有益な処分ができるわけです。

 

中古車マーケット

 今の時代、都市部を除いてほとんどの世帯が自動車を保有していると思います。想像的計算をしてみると、日本に6000万世帯あるとして、都市部が2000万でそれ以外の地域の世帯が平均で一家に1.5台程度保有していると仮定します。さらにその半分程度の数がトラック、バス、特殊車など社用・商用として登録されているのではないでしょうか?するとこんな数値ではないかと思います。家庭用が(6000万−2000万)×1.5=6000万台。これに商用がその半分ぐらいだとして6000万台×0.5=3000万台となり、合計9000万台程度というところでしょうか。
 誤差はあるでしょうが、恐らくこれほどの台数が日本国内に登録されているのだと思います。具体的な数値はわかりませんが、メーカー各社は毎年この9000万台の10〜15%程度の車を作り続けているのではないかと思います。そして廃車になる台数も恐らく生産台数とほぼ同じかやや少ない程度ではないかと思います。とにかくこの数値、10%としても900万台ですね。
 現在どのメーカーの新車生産方法も、トヨタが作りだした「看板方式」を採用しているようですので、オーダーがないと作らないと思います。ですから900万台のオーダーがあるってことですよね。900万台のオーダーがあるということは、基本的にオーナーは買い替えるものと思いますので、900万台が中古車としてマーケットに入ってくるのでしょう。すぐに車を乗り替えるお金のある人は供給者で、お金がそれほどないけど車が必要な人が需要となり中古車マーケットを作っているのです。
 個人的に自分の車を中古車マーケットに持ち込んで、さらに買手を見つけて取引するのはかなりの知識や手間が必要です。そこでディーラーや中古車店のような介在人に車を売ります。これが車買取りです。

車庫証明の手続き

 車を買い替えたりする場合、よほどお金持ちでない限り2台目を持つというようなことはなかなかないと思います。こうした場合現在所有している車を処分しなければなりませんが、なにも廃車にするわけではなくディーラーに買取ってもらうのが一般的です。こうすることによって、次の車を購入する時の“軍資金”ができるわけです。
 初めて車を購入する人は特に大変かと思いますが、新車または中古車を購入する時には様々な手続きが必要となります。買取りでなく「下取り」に出した場合は、対応してくれるお店が「次の車を買ってもらえる」ということで、サービスの中にそうした自動車所有に関する手続きを代行してくれることもあります。しかし下取りの場合、業者はいろいろなサービスなどを付加し実際の車の価値をうやむやにして、持ち込まれた車をそう高値で評価しないテクニックを使います。中古車専門ディーラーなどに買取ってもらったほうが高値を引き出すことが、比較的楽にいきます。
 このようにお手持ちの車を最大限の高値で買い取ってもらえば手取りは多くなります。しかしながら、次回買う車の車庫証明手続きなどは自分でやらなければならない場合も出てきます。ただし車庫証明といってもそんなに大変なものではありません。お近くの警察署に行き所定の用紙をもらい「自宅には確実にこの車の車庫スペースがあります」と申請するだけのことです。もちろん駐車場を借りる場合でもその大家さんにおねがいすれば証明に犯行を押してくれます。それほど難しいことではないのです。業者に依頼すると確実に1万円取られてしまいますよ。

上手に査定を依頼するには

売却にかける時間

中古車という方法

買取の相場